2002年の創立から一貫して、大学や専門学校の広報支援を行うエデュケーショナルコンテンツ。パンフレットやDMの作成、ブランディング、無料オンライン講義サービスの運営など、幅広く学校の価値向上に貢献している。
成果にこだわれるから、
やりがいも感じられる
学生募集から入学後のフォローまで、教育機関の広報活動支援に特化したサービスを展開するエデュケーショナルコンテンツ。こうした事業は業界では意外と珍しい。ただ大学・専門学校の案内パンフレットなどを作るだけではなく、例えば、高校生の志向や適性をみる診断ツールや、高校生モニターを使ってさまざまな切り口で行う調査・分析、オープンキャンパスへの呼び込みやAO入学者へのプレスクールにも使用できる無料オンライン講義「edoc」など、多種多様なサービスを手掛けている。
「お客さまである大学などの制作物を担うだけではなく、徹底したヒアリングのもと、課題抽出、募集戦略の策定、ブランディングにも携わるからこそ、さまざまなコンテンツやサービスが展開できています。」(代表取締役 安部恵美さん)。
課題から考え、成果にもこだわり抜くため、クリエイター職であっても数字の感覚を持ち責任とやりがいも大きい。
「前職ではただ、キレイなもの、かっこいいものを作ってもきちんと機能しているのかわからず、もやもやとした気持ちを抱いていました。当社では制作物によってオープンキャンパスのエントリー数や出願者数がどう変わったかクライアントに直接ヒアリングできるので、自らのデザインがどう役立ったか実感しやすい」(マネージャー/アートディレクター 高村亮さん)。
高校生を中心とした若者の気持ちを探るために、『ポップティーン』といった10代向けの雑誌を見たり、学生のブログを読んだり、スイーツの人気店へ足を運んだりといった行動は欠かせない。「機会があれば、直接大学生に自分の学校の魅力を聞きます。いまの若者の生のインサイトをつかむことで制作物に生きますし、何よりいろいろな発見があって面白いですよ」(高村さん)。
仕事には、営業とデザイナーが協力して取り組むので、自らのアイデアが形になりやすい環境だ。「コミュニケーションが比較的活発な職場ですので、周りに聞けばもちろんアドバイスや意見はもらえますが、基本は自分で考え、判断し、進めていきます」(チーフデザイナー 野中直己さん)。
例えば、駒沢女子大学のDM制作の仕事では、オープンキャンパスへの来校数を増やすという課題があった。そこで、「プレゼント」というテーマのもと、クマの形のDMを企画・制作。来校者数は昨年比から格段に向上し、依頼から4年以上たったいまでも同DMが使用されている。
「当社ではフィロソフィーとして、“誠実・軽快・クリエイティブ”を掲げています。誠実に取り組むことは当然として、自分をクリエイトしながら、何でもフットワークよく挑戦し、そして自分の成長とも誠実に向き合えるようになってほしいと考えています。そのため、自主性を持った挑戦心あふれる方にはチャンスの大きい会社だと思います」(安部さん)。
ブランディングを行った学校の
志望者数が千葉県トップクラスに
千葉県にあるエステ・美容の専門学校の仕事では、同校の設立前から関わることに。「これから学校を作るので、そのイメージづくりやロゴ、パンフレットの制作を担ってほしいというオーダーでした。まだ、エステという分野があまりいいイメージを持たれていなかったので、ロゴもパンフレットも分かりやすく、学校としても業界としても憧れてもらえるようなイメージ作りを目指しました。その上で、ノーブルな白にビビットなオレンジとグリーンという色を使い、“イタリアンモダン”というビジュアルキーワードを据えました」。
成果はすぐにあらわれ、同校は創立から3~4年で、千葉県にある女子の専門学校の中でトップクラスの志望者数を記録。「学校だからといっても、堅くて真面目なデザインだけを求められるわけではありません。むしろ色々な分野があり、比較的自由度の高いデザインができるから、デザインしていてとても楽しいですね。」(高村さん)。
クライアントの課題を形にして、結果を出す。そんな一見当り前のことに正面から関わって、「自分の作品」を生みだしていける。同社はそんな魅力を備えた環境と言えるだろう。
- グラフィックデザイナー
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