ローグクリエイティブが手掛ける案件はすべて直接取引。顧客との対話を最重要視し、想いを汲みとるデザインを手がけてきた会社だ。設立から20年が経ったいまも、そのポリシーは揺るがない。
どんな要望であっても、
期待を超えるデザインで返す
「対話からクリエイティブは生まれる。」、「コミュニケーションデザインで、幸せな気持ちをつくること。」を信念とし、20年間、ロゴやグラフィックを中心に制作を行ってきたローグクリエイティブ。社名は「対話」を意味するdialogueからきている。これまでに広告電通賞を1回、全日本DM大賞を7回受賞するなど、受賞歴は豊富だ。
代表取締役の馬場貴裕さんが高校生の時に出会った、「人の喜ぶ顔を見て、幸せだなと思える人生をおくりたい」という言葉が、会社の理念にもつながっている。
同社のそうした姿勢から生まれるクリエイティブは通信教育大手のベネッセコーポレーションからも高い評価を受けている。
「21年前にベネッセが東京へ進出した際に、当時ベネッセの会員誌(challenge)を担っていた編集長が出版物にかかわるアートディレクターを探していました。そこで、ご縁があり起用され、一冊丸ごとディレクションを担当。その仕事がきっかけとなり、20年間取引が続いています」。
同社の仕事の特長は、とにかく顧客に寄り添いデザインすること。例えば、デザインへの修正があった場合でも、必ず修正前よりも顧客に満足される、よりよいデザインに仕上げることを心掛けている。修正された箇所だけを直すのではなく、全体最適を考え、修正をプラスに変えていく。
「大事なのは、なぜ修正をしたいのか考え、その理由をしっかり受け止め、目的に沿った最適なデザインにすること。顧客が悩んでいると感じたら、一緒に悩む。難しい修正依頼が来ても、最後まで実現できる方法がないか考え抜く。そうした姿勢を大切にしてきました」。
ベネッセコーポレーションから信頼を寄せられ、馬場さんは同社の新人研修講師も務める。講師を始めたのは15年前からで、馬場さんの新人研修を受けた担当者と仕事を行うことも多い。「企画意図を踏まえた上で、当社の自由な発想でパンフレット、DMなどを制作してほしいという依頼も多いです」。
若手を育てることが
可能な教育体制
馬場さんはかつて広告制作会社で、CI・VI・BIやSPを中心に手がけていた。その経験から、岩手県で復興支援を目的に食品販売などを行う「チーム漁火」(08)や大手電話会社のブランドデザインやロゴ開発など幅広く手がけている。同社の対話を大切にする姿勢は、企業の想いをすべて込めるロゴデザインにこそ、より生きる。
また、ベネッセコーポレーションの仕事では、乳児から老人まで幅広い年齢層を対象としたデザインを担う。可愛らしいイラストを使える仕事も豊富で、斬新なデザインを求められることも多い。例えば、クリスマスキャンペーンの表紙(06)では家族の記憶に残る時間、幸せな顔を想像し、子供の瞳が輝いてほしいと願いデザインした。
「100%直接取引で、当社の姿勢を理解してくれるお客様と仕事ができています。そのため、喜ぶ声を直接聞けることが制作者の喜びであり幸せです。こうした点をやりがいや魅力に感じる方と一緒に働いていきたいです」。
なお、同社には徹夜をよしとしない空気が流れており、まれに休日出勤が発生してもきちんと代休を取得させている。「また、当社では設立から20年続けてきた取り組みとして、主婦デザイナーのメンバー化を行い、ワークライフバランスの実現にも注力しています。クリエイター、女性、妻、母、PTAの保護者、地域住民といったさまざまな立場での視点や経験、価値観が入り混じったデザインやデザインソリューションが企業や社会に求められていると感じます。そのためにも、彼女たちが働く機会を今後もつくっていきたいです」。
そのような環境があり、平均勤続年数は平均5年以上と長く、10年以上在籍している社員も複数いる。そのため、第二新卒のように経験が浅い人でも迎え入れ、育てていける教育体制が整っている。また、自社社員に加え協力会社アンリミテッドのディレクター黒木純一さんやプランナー上野薫さんなど、企画・コピー面でのサポートチームもいるため、よりトータルなクリエイティブ提案の実践経験も積むことができる。
20周年を迎えた同社と共に、自身もさらに成長していきたいと願う若手クリエイターにとっても、適した会社と言える。
- デザイナー
- コピーライター
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RECRUIT NAVI
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