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意味深な会話劇によって、徐々に明らかになる製品特徴

静岡県 キャタラー テレビCM



01 現在CMシリーズは第9話まで展開

静岡県 キャタラー テレビCM

自動車やバイクなどから出る有害な排気ガスを、無害化する部品を触媒と言う。静岡県に本社を置くキャタラーは1967年の創業以来、触媒メーカーとして事業を行ってきた。自動車触媒においては国内トップクラスのシェアを誇るが、製品自体が知られていないこともあり、社名認知度も低く、採用活動や従業員のモチベーションなどでさまざまな課題があった。

その課題を解決するため、同社は今年春より、初めての企業CMを展開。「まずは触媒がどんなもので、どのような機能か理解してもらい、環境に優しい製品であることやキャタラーの名前を覚えてもらおうと考えました」(電通東日本 静岡支社 クリエーティブディレクター鈴木利和さん)。

気をつけたのは、製品説明に終始せず、視聴者に興味を持ち続けてもらうこと。そこで、ミステリアスな男女が車内で会話劇を繰り広げるシリーズCMを企画。現在まで9本のCMが放送されている。

「全話、車内のシーンにすることで、画を見た瞬間にキャタラーのCMだとわかる世界観を構築。さらに会話劇の中で、無理なく製品説明へと結びつけています」。CM内容は、車内の男性が女性との結婚を望んでいること、女性がキャタラーの社員であること、女性の父親は結婚に反対していることなど、回を重ねるごとに男女の仲が気になる展開になっている。

「放送開始は今年の春ですが、すでに反響をいただき、社員の方と取引先の皆さまとの、話のきっかけになるコミュニケーションアイテムとしての効果が広がっています。この意味深なシリーズはまだまだ続くかもしれません」。

  • 広告会社:電通東日本 静岡支社+太陽企画
  • CD+企画:鈴木利和
  • 企画+演出:筏万洲彦
  • PR:米田暢之、日下部泰寛
  • PM:柴山拓也
  • 撮影:池浦新悟
  • 照明:西ヶ谷弘樹
  • ST:竹上奈実
  • HM:藤尾明日香
  • NA:板谷一葵
  • 編集:小野寺拓也
  • MIX:辰巳茜璃
  • CG:上村竹哉
  • 音楽:佐藤能久、中島靖雄
  • CAS:小寺泰史
  • 出演:粕谷奈美、柴田鷹雄、有村圭助、渡部真一
  • AE:半田芳生

鈴木利和(すずき・としかず)
電通東日本 静岡支社 クリエーティブディレクター

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