今年3月24日、マクドナルドはグローバルプロジェクト「imlovinit24」を実施した。これは世界24都市のマクドナルドが、24時間を通して24のサプライズを実施するというプロジェクトである。
世界24都市同時にサプライズを実施
マクドナルドが大切にする「FUNをお客様と共有し、お客様と"笑顔"でつながりたい」という想いを具現化するべく、当日は北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アジアの世界計24都市にて、さまざまなサプライズが実施された。このプロジェクトを進めたのは、TBWAグローバルネットワーク。日本ではTBWA\HAKUHODOが担当した。
「テーマは“moment of joy”。非日常の楽しい体験を提供したい」と、日本チームが企画したのは「マクドナルド スマイルフォトブース」。「笑顔が生まれる瞬間=写真を撮る瞬間と考え、日本ならではの設えとしてフォトブースを使うことを提案しました」(クリエイティブディレクター 新目要さん)。
会場となった二子玉川ライズの広場に設置されたのは、ピンクで彩られたフォトブース。「マクドナルドオリジナル写真が撮れる」という案内で、ブースに入った来場者が自らを撮影し、プリントが出てくるのを待っていると…。受け取り口が開き、突然、ビッグマックとマックフライポテトを載せたトレーを持った本物のマクドナルドクルーが登場するのだ。当然のことながら誰もが驚き、その後思わず笑顔になる。その笑顔の瞬間を再び撮影することが、この企画の目的だ。「フォトブースはあっと驚くような楽しい体験を通じて、最高の笑顔を引き出すための装置。そして、楽しい体験を提供しているのが、マクドナルドであることを伝えたかった」(新目さん)。撮影後は、自分たちの写真がプリントされたトレーマットと共に、ビッグマックなどが提供された。また、驚きの瞬間をGIFアニメにし、QRコードで参加者に渡した。体験時間は、約5分。「今回の施策で“マクドナルド=FUNを提供するブランド”というイメージがより高まればうれしい」。
世界24都市でのサプライズは …