今年2月、グーグルは初となる「アンドロイド合唱団」の公演を開催した。これは昨年10月にスタートしたアンドロイドキャンペーンの一環で、CMやグラフィックと同様、テーマは「多様性」だ。
端末による“生の合唱”
東京・表参道ヒルズの吹き抜けの大階段に並んだのは、300台のAndroid(アンドロイド)を搭載したスマートフォンとタブレット。各端末の画面には、アンドロイドのキャラクターたちが表示され、彼らが一斉に歌い始める。「さまざまな端末に搭載されているAndroidが集まったときに、人々にどんな体験を提供できるのか。最先端のテクノロジーを使って、老若男女問わず、素直に面白い!と思ってもらえる体験。そして論理的に伝えるのではなく、見た瞬間にすごいと思ってもらえるものをつくりたい」(グーグル デバイスマーケティング統括部長 秋山有子さん)。そんな思いから始まったのが「アンドロイド合唱団」だ。
この企画がユニークな点は …