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クリエイティブ・ゼミ訪問

町村で「誰かのため」のデザインを学ぶ

女子美術大学 アート・デザイン表現学科 メディア表現領域 羽太ゼミ

デジタルやアニメの分野に造詣が深く、「こどもアニメーションフェスティバル」の主催などを行う羽太謙一教授。そのゼミは、「デザインとアートを活かした地域づくり」をテーマに全国の町村へ出かけ、現地の人との触れ合いを通しデザインを行う。

01 羽太ゼミ4年生

キレイなデザインよりも
町村の人が喜ぶデザインを

06 高山村のバス停のイラストレーション制作(2008~12年)

03 宮崎県高原町から依頼された観光パンフレット/河野まどか(2013~15年)

「長野県にある、バスの便が少なく待ち時間の長いバス停にイラストを施し、バスを待つ人々を楽しませる(06)」、「宮崎県高原町への観光客の増加を目的にした、観光パンフレットづくり(03)」、など、羽太ゼミでは北海道から沖縄まで全国54の町村で構成されている「日本で最も美しい村」連合に対して、デザインやアートによる支援を行っている。

「きっかけは私が約10年前に長野県高山村の知り合いから …

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町村で「誰かのため」のデザインを学ぶ(この記事です)
まず、「音楽はこうあるべき」を壊す
野菜を仕入れ商品開発、利益も出す女子大生組織
例えば、課題解決の手段が“漫才”になってもいい
プロに必要なコミュニケーションは、学外でこそ学べる
例えば、「座るもの=椅子」という思い込みから壊していく。

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