「目を奪われるドラマです。」番組提供と連動で目の謎を解く広告
ロート製薬は1月、連続ドラマ『院内警察』(フジテレビ系列)の番組提供に合わせて、ドラマとコラボレーションし謎解きの要素を盛り込んだ交通広告を展開した。一見するとドラマの番宣広告のようだが、広告主はあくまでロート製薬。「目」やアイケアの重要性にちなんだクリエイティブが展開された。
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主演ももいろクローバーZ、原作平田オリザさん、監督本広克行さんで話題を呼んだ映画『幕が上がる』。宣伝活動は「史上最大※のプロモーション大作戦(※当社比)」と銘打たれ、ももクロメンバー等身大新聞広告、「100枚写真展」広告、舞台あいさつ全国行脚といった施策が展開された。
2月28日公開の『幕が上がる』は静岡にある高校の弱小演劇部が、全国大会出場を目指す青春映画だ。「ほとんど演技経験のないももクロが主演ということで、いろもの的な見方をされるかもしれませんが、純粋な青春映画として本当に面白い作品。それだけに、ももクロファンではない人にも見てほしいと思いました」と話すのは、プロモーション全般をデザインした電通のアートディレクター 柴谷麻以さん。
そうした思いは関係者全員が共通して持っていた。「最初の話し合いで、『幕が上がる』の宣伝活動は映画プロモーション史上最大のものにするという目標が掲げられました。だから、初めから皆の意気込みが違いました」。
挑戦的なアイデアでも面白ければやってみようという雰囲気があり …