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ベルリンCUCULA 70年代イタリアのオープンデザインがひらく、漂着船の未来

シンプル組合

01 CUCULA(www.cucula.org)で制作された「Botschafter Stuhl(大使の椅子)」
Photo: Verena Brüning

難破船の破片を家具に

99年以降20万人以上の難民が上陸した、イタリア最南端ランペドゥーザ島。粗末な船に大枚をはたいた難民のごく少数が幸運にも漂着するが、途上で失われた命は過去20年間に約1万7000人といわれる。EU法では難民の最初の流入国に庇護義務があり、難民の国家間移動は違法である。しかし当のイタリアは経済難にあり、多くの難民は定員の10倍を超える収容所で厳しい生活を強いられている。彼らの庇護をめぐっては今もEU各国の対立が続いているが、この状況から自力で抜け出したり、人権団体のバスで国境を強行突破するなどして、2013年冬頃に多くのアフリカ難民がベルリンに流入した。

彼らは私たちシンプル組合の事務所の近所、オラニエン広場とオーラワー通りの廃校を占拠し …

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