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特別インタビュー

生き続ける共通言語としてのデザイン

ネヴィル・ブロディ

イギリスを代表するグラフィックデザイナーネヴィル・ブロディさん。タイポグラフィに定評のあるネヴィルさんはRCAで教鞭を執る一方、これまでに数多くのグローバル企業のブランディングを手がけている。そんなネヴィルさんのブランディングに対する考え方を聞いた。

ネヴィル・ブロディ
ブロディ・アソシエイツ代表。グラフィックデザイナー、タイポグラファー、アートディレクター、ブランドの戦略家として、デジタル、タイポグラフィからアイデンティティーの分野で活躍。雑誌「The Face」やレコードジャケットのデザイン等で脚光を集め、現在はグローバル企業からインディペンデントなプロジェクトまで幅広く手掛ける。また、英国 ロイヤルカレッジ・オブ・アートのCommunication Art & Design department 学部長も務めている。D&AD理事。

――昨年、これまで運営してきたResearch Studiosを、
Brody Associatesという名称に変更しましたね。

20年近くResearch Studiosを運営してきましたが、名称を変更するに伴い、母体を小さくしました。ロゴなどのタイポグラフィからデジタルまでブランディングの仕事を主に手がけてきたのですが、よりその質を高めていくための組織に変更したということです。あるプロジェクトが発生したら、その案件に適した人、専門とする人を呼び、チームに入ってもらう。それをグローバル規模で進めていきたいと思っています。それによって、完成したものが本当の意味でグローバルになると思うし、より細やかな仕上がりになり、本質的なクオリティを持つものになると考えたからです。ブランディング、アイデンティティー、デジタル、タイポグラフィという自分たちの強みによりフォーカスした組織にしていきたいと考えています。

――ラグジュアリーから大学まで、数多くのブランディングを手がけています。

大きく言えば、そのブランドの総合的な概念を再構築するのが、私たちの役割だととらえています。その中で大事なことは …

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