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キャンペーンの依頼から始まった、GYAO!リブランディング

2014年10月、無料動画配信サービス「GyaO!」は、サービスロゴ・カンパニーロゴ・サービス名を刷新し、新タグラインの掲出やテレビCM展開も行った。一連のリブランディングは、どのような戦略のもと進められたのだろうか。

01 GYAO!の今後の方向を示した新タグライン

“無料”のマイナスイメージを覆す挑戦

「最初のオリエンで、“GyaO!は埃をかぶったビデオ屋さんです。その埃をはらい、ブランドをより魅力的に見えるようにしてほしい”と言われ、驚きました」と話すのは、GYAO!リブランディングをCDとして牽引した博報堂ケトルの橋田和明さん。

「ただ、自社サービスの問題をストレートに話してくれたからこそ、そこに覚悟を感じました」。その場で依頼されたのは、ブランド価値を向上する広告キャンペーンの企画。しかし、橋田さんは、一時の広告キャンペーンで継続的にブランド力を上げることは難しいと感じた。「課題を解決するには、思いきったリブランディングが必要であると考え、オリエン後、コピーライターの渡辺潤平さんとADの山下隼太郎でチームを組み、企画を始めました」。

見えてきたのは …

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