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クリエイティブ・ゼミ訪問

プロに必要なコミュニケーションは、学外でこそ学べる

東京造形大学 デザイン学科 グラフィックデザイン専攻領域 海士ゼミ

29歳でデザインオフィス「room-composite」を設立し、200枚以上のCDジャケットデザインや広告制作などを手掛けてきたカイシトモヤさん。クリエイティブ・ゼミ訪問の第6回目は、プロとして活躍するための「プロセス」を重視するカイシさんのゼミに伺った。

01 海士ゼミの集合写真

「学生自身と、彼らの作りだした作品が、社会とぶつかる機会を数多く設けたい」。海士ゼミが頻繁に学外活動を行う理由を、カイシさんはそう説明してくれた。背景にあるのは、カイシさんがプロダクションの若手デザイナーだった頃に、クライアントとのコミュニケーションや印刷、撮影現場での指示出しに苦労した経験だ。

ゼミ生がプロになった後、そうした苦労を極力せずにすむように、海士ゼミは、「プロを招いたり現場に赴いたりする意見交換や社会参加」「街でさまざまな文字を集めたり、仕事を疑似体験したりといったワークショップ」「多くの人に訪れてもらうための、学内外での展示企画・制作」の3つを中心に活動している。「大学内で先生の話をじっくり聞いたり、ひとりで何かをひたすら作ったりすることも大事だと思います。ただ、プロの仕事はクライアントのオリエンから始まり、一緒に取り組む人とコミュニケーションをとり、制作を進め、ディレクションし、クライアントへ成果物のプレゼンを行い、ようやく納品となる。ひとりだけで何かを作りきるケースはないんです。それであれば …

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