IDEA AND CREATIVITY
クリエイティブの専門メディア

クリエイターの視点

1枚の写真が地域の人の心に「誇り」を取り戻す

MOTOKO

2006年から日本各地に足を運び、地元の人とコミュニケーションを図りながら撮影を続けている写真家 MOTOKOさん。これから地域を元気にするキーワードの一つは、「共」の写真だという

01 滋賀県の米農家の人たちを撮影した作品
「田園ドリーム」。

「公」と「個」の間にある写真

12年前、私はスタイリスト 伊賀大介さんと一緒に『ファーストタイム』という写真集をつくりました。その写真集では、当時一番かっこいい、東京カルチャーの最先端を行く人たちを150人近く撮影しました。撮り終わったとき、「もう東京にヒーローはいない。これからの時代のヒーローは地方からでてくるんじゃないか」と漠然と思ったんです。カルチャー全般、音楽とか服とか撮り尽くした感があった。で、地方にいるヒーローとは、一次産業、二次産業に従事している人たち。いつの時代もヒーローは一番大変なところ、一番困っているところから生まれてくる、と思ったからです。

同時期に『デイライト』という森の写真集を上梓しました。そのとき滋賀県で撮影をしたのですが、今度行くときは美しい自然だけではなく、琵琶湖に携わりながら、その風景を守り続ける人たちを撮影したいと思いました。その頃 …

あと81%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

クリエイターの視点 の記事一覧

地元の人たちが面白いと思える仕組みをどうつくるか
1枚の写真が地域の人の心に「誇り」を取り戻す(この記事です)
地域に必要なのは、 新しいメディアと ビジネスモデル

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
ブレーンTopへ戻る