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未来のコミュニケーション

モノとヒトの気持ちを近づけるプロダクト 「mononome」

「mononome」

スマートハウス化が進み、家や暮らしはどんどん便利になっていく。その便利が当たり前になったときに私たちの暮らしに何が必要なのか。便利の先にあるものとは一体何なのか。

01 プロトタイプ版「mononome」の表情は、目をキョロキョロさせる、寂しがる、驚く、時刻表示等の10数パターン。モノと人がいつどれくらい関わったか、記録を取ることもできるので、その人の習慣を可視化できる。

“便利”の先にあるものとは

「家の中にあるモノとコミュニケーションできて、家族のような関係になることができないだろうか」――。これは電通 なかのかなさんが以前から考えていたことだ。

理想は、映画「美女と野獣」の晩餐会のシーン。魔法でモノと化した人間たち=食器や家具など、家にあるさまざまなモノが個性豊かなおもてなしをしてくれる。「これまで人とモノ、特に機械とは、主人と従者という関係でした。人がボタンを押したり、何かを打ち込んだり、命令することで、人とモノはコミュニケーションを図ってきたからです。徹底管理されたスマートハウスやそれに付随するデバイスもそれに近いかもしれません。でも、私はそれが ...

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