
01 12日分のクリスマス・プレゼントそれぞれをフィーチャーした12の音楽ビデオ。
キャンペーンは12月1日にWebサイトでローンチ、たちまち数万のヒットを得た。
制作者たちのお気に入りは「ダンシング・ガール」と「白鳥」だそうだ。
ロックフェラーセンターの巨大なクリスマスツリーに灯りが点き、一ブロックほど離れて向かい合っている老舗デパート、サックスフィスフアベニューのショーウインドウの前で足を止めるニューヨーカーが多くなると、「あー、ニューヨークにクリスマスが来た!」と思う。この二つは毎年、クリスマスシーズンのニューヨークを飾る恒例の催し物だ。だが、恒例のクリスマスイベントは他にも二つある。一つはPNC銀行が毎年発表する「クリスマスの値段」なる経済インデックス、そしてもう一つは、豪華なホリデーCMの登場である。
2万7673ドル21セント
米国には、誰でも知っている「クリスマスの12日」(12 Days of Christmas)というクリスマスキャロルがある。クリスマス前の12日間に毎日送られる贈り物についての歌。教会や学校などでコーラスとして歌われることが多い。遺産管理専門の銀行PNCは、1984年以来、このキャロルの中に登場する贈り物の物価を調べ、前の年のそれと比べることで、その年の物価の指数を報告している。
今年の贈り物の総計は$2万7673.21。昨年の$2万7393.17に比べてたった1%の上昇。この2、3年の経済低迷が現れていると、PNCは言う。
だが、PNCにとって、今年は経済的低迷よりもっと気になる問題があった。クリスマス時期には誰でも口ずさむこのキャロルの人気が ...