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セレクト10

今月のイベント情報:「日本のタイポグラフィ五十年の記録展」ほか

日本のタイポグラフィ 五十年の記録展

竹尾+『タイポグラフィックス・ティー』誌企画
(1982年~ 1991 年)
『seazon's greeting & original letterheads』

『TYPOGRAPHY』誌「T」マーク立体作品
制作:五十嵐威暢氏(撮影:藤塚光政氏)

「日本タイポグラフィ協会」創立50 周年を記念して、日本のタイポグラフィの50年を振り返る展示会を開催。『日本タイポグラフィ年鑑』35冊と機関誌全号を展示し、時代の移ろいからタイポグラフィの歴史を俯瞰することができる。また、デザイナーや編集者によるトークイベントも2度開催予定。

日本のタイポグラフィ 五十年の記録展

株式会社竹尾 見本帖本店2F

10月1日~11月14日

土日祝休館(10月15日、30日は13:00まで)

お問い合わせ→03-3292-3669

建築の皮膚と体温
~イタリアモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界~

小石形のタイルが埋め込まれた壁面/ホテル・パルコ・デイ・プリンチピ
(イタリア、ソレント1960-1962)のレセプション
撮影:梶原敏英

「Untitled」1971年 ザルツブルグ、新聞社社屋のフロアデザイン(習作)
所蔵:ジオ・ポンティ アーカイヴス

ジオ・ポンティは、陶磁器や食器のデザインから、家具や高層ビルの設計まで手がけ活躍してきたイタリア人。本展では、1950年代以降ポンティが建築に追求してきた「軽やかさ」と「薄さ」について、建築思考を伝える格言や独自のグラフィックなどから、多角的に読み解くことを目指す。

建築の皮膚と体温~イタリアモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界~

LIXIL ギャラリー

開催中~ 11月22日

水曜休館

お問い合わせ→03-5250-6530

エリック・ホグラン展

©Erik Höglund

©Erik Höglund

GLASS SCULPTURE
DESIGNER : ERIK HÖGLUND
MAKER : BODA

1932年生まれのエリック・ホグラン(スウェーデン)は、1953年から1973年までBODA社でデザイナーとして活躍してきたガラス作家。型押しした動物などのモチーフと、力強い色遣い、職人の間では敬遠されがちだった気泡、歪みなどがトレードマークとなっている。

エリック・ホグラン展

8/ART GALLERY/Tomio Koyama Gallery

10月1日~10月20日

会期中無休

お問い合わせ→03-6434-1493

協力:ELEPHANT、craft_one

「真穴みかん写真展」
写真・広川泰士 企画・佐藤 卓

©Taishi Hirokawa

©Taishi Hirokawa

薄皮極甘で有名なみかんの産地、愛媛県八幡浜市の真穴地区を写真家の広川泰士さんが5年間にわたり撮影。その写真集発売を記念し、展示数約70点の写真展を開催する。企画は、グラフィックデザイナーの佐藤卓さん。2007年真穴に訪れたのをきっかけに、少しでも日本の原風景を将来に残したい思いから広川さんへ声をかけたことに始まる。

「真穴みかん写真展」写真・広川泰士 企画・佐藤 卓

松屋銀座7階デザインギャラリー1953

10月15日~11月10日

会期中無休

お問い合わせ→03-3567-1211

ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古

©Brook Productions/Daniel Bardou

©Brook Productions/Daniel Bardou

©Brook Productions/Daniel Bardou

演劇史に名を残す演出家ピーター・ブルック。“なにもない空間”という演劇論に基づき、最小限の装置と小道具、俳優の肉体から、イマジネーション豊かな劇空間を生み出す舞台は、世界中の演劇ファンに絶賛されてきた。本作は、俳優やミュージシャンらが参加するワークショップなど、舞台裏を追ったドキュメンタリー。息子のサイモン・ブルックが監督を務めた。

渋谷シアター・イメージフォーラムにて上映中

11:15/21:15上映

9月13日~10月18日

TOHO シネマズ梅田/TOHO シネマズ西宮ほか、全国順次公開

企画展「Nishijin Sky :テレジータ・フェルナンデス+細尾」

テレジータ・フェルナンデス「ゴールデン(オニックス・スカイ)」2014
木板に金メッキ、インドインク 162.56×203.2cm

株式会社 細尾「Wave 2」2011
65% 絹、 35% 和紙

風景や自然現象からインスピレーションを得て、彫刻やサイト・スペシフィクアートを手がける現代芸術家テレジータ・フェルナンデス(アメリカ)。今回、京都・西陣に工房をもち織物業を営む細尾とのコラボレーションで、細尾独自の織り機を用いて、フェルナンデスが描く風景画を金襴緞子(きんらんどんす)として織り上げ展示する試み。

企画展「Nishijin Sky :テレジータ・フェルナンデス+細尾」

京都造形芸術大学人間館1F エントランスラウンジ

10月2日~2015年1月16日
11月12、13日、12月27日~

2015年1月6日休館

お問い合わせ→075-791-9122

種村季弘の眼
迷宮の美術家たち

今道子《種村季弘氏+鰯+帽子》2000年、
個人蔵

エドワード・リア『ナンセンスの絵本』
1846年初版、個人蔵

カール・ハイデルバッハ《二体の人形》1965年、
個人蔵

種村季弘(1933年~ 2004年)は、ドイツ文学者で美術評論も多く手がけてきた。マックス・エルンスト、パウル・クレーなど当時日本で馴染みの薄かったドイツ語圏の画家や、同時代の土方巽、四谷シモンなど日本の美術家たちの作品を美術雑誌などで、いかがわしくも魅力あるものとして紹介してきた。本展はそうした種村の見ていた世界を追体験すべく、国内外から集めた約160点の作品を分類してこれまでにない規模で紹介している。

種村季弘の眼 迷宮の美術家たち

板橋区立美術館

開催中~10月19日

月休館(祝日の場合翌日休館)

お問い合わせ→03-3979-3251

橋爪彩『Beautiful Stranger』

橋爪彩Chloris 2011 パネル、油彩

橋爪彩Esther 2012パネル、油彩

橋爪彩RED SESSION 2014
パネルにエマルジョン地、油彩

画家の橋爪彩さんがコスメブランドポーラ『RED B.A』とタイアップして新作「RED SESSION」を展示する。顔や目元が見えない女性が描かれるのは2011、12年の作品と変わらない作風だが、前々作、前作に増して絵の中の女性に艶かしさが加わっており、分からないからこそ知りたい触れたいと思わせる官能的な魅力を放っている。

橋爪彩『Beautiful Stranger』

ポーラ ミュージアム アネックス

開催中~10月19日

会期中無休

お問い合わせ→03-5777-8600

東京藝術大学 第五回企業のデザイン展
花王株式会社「にほんのきれいのあたりまえ」展

桐箱入花王石鹸1890年発売

花王石鹸1931年発売

花王シャンプー1932年発売

私たちがあたりまえに感じている「きれい」の感覚。それは、華美で豪華な欧米的な「美」の感覚とは異なる。「きれいに片づける」や「きれいさっぱりとした」に代表される、汚れや淀みなどの余計なものを取り除き、それにこだわって生きていこうとするくらしの姿勢と不可分である。このような日本人の「きれい感」に寄り添い、時に牽引してきた花王。その商品群を俯瞰することで、日本人の「あたりまえのきれい」を見直すことを目指す。

東京藝術大学 第五回企業のデザイン展 花王株式会社「にほんのきれいのあたりまえ」展

東京藝術大学 美術館 陳列館

10月4日~10月26日

会期中無休

お問い合わせ→03-5777-8600

松本瑠樹コレクション
ユートピアを求めて

アレクサンドル・ロトチェンコ
《戦艦ポチョムキン》1925/1926年、
リトグラフ・紙、73.0×103.0cm
Ruki Matsumoto Collection Board

グリゴーリー・ボリーソフ、ニコライ・プルサコーフ
《法と義務/アモック》、1928年、
リトグラフ・紙、136.4×95.0cm、
Ruki Matsumoto Collection Board

グスタフ・クルーツィス
《5月1日は国際的なプロレタリア連帯の日だ》、
1930年、リトグラフ・紙、105.7×71.5cm、
Ruki Matsumoto Collection Board

ファッションブランド「BA-TSU」の創業者でありデザイナーの松本瑠樹さんのコレクションの中には、ロシア・アヴァンギャルドの作品が多くあった。その中でもロシア変革の時代を色濃く反映するポスターコレクションを壁新聞、娯楽ポスター、政治ポスターの3章構成の展示で約180点紹介する。講話やワークショップも企画しており、当時のポスターが民衆に訴えかけていたユートピアがどんなものか多様な見方を提案している。

松本瑠樹コレクション ユートピアを求めて

世田谷美術館1 階展示室

開催中~11月24日

月休館(祝日の場合翌日休館)

お問い合わせ→03-5777-8600

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