第3回ジャパンシックスシートアワード
バス停、ショッピングモール、駅のホームや構内、サービスエリアなど、さまざまな場所で目にするシックスシートフォーマット(タテ1750mm×ヨコ1185mm)の広告。その表現技術の向上を目的に開催されている「ジャパンシックスシートアワード」の受賞作品が発表となった。審査員は中島祥文さん、葛西薫さん、佐野研二郎さんの3人のアートディレクターが務めた。
3回目を迎えた今回は、5社の企業と神戸市から出された課題に対し、431通の作品が集まった。その中から金賞に選ばれたのは、日本コカ・コーラの課題に挑んだ今西宗幸さんと亀村敦史さんの作品。わかりやすくアイデアがあり、「コーヒーの香りやおいしさを感じさせる表現である」ことが高く評価された。審査委員長・中島さんは、「本賞も3回目となり、媒体特性が理解され、全体のレベルは上がっている。入賞した作品はいずれも人の目を留める力がある」と評した。金賞受賞作品はポスターとなり、今年12月に神戸市内で掲出される予定だ。