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ディレクターに聞く キャスティングの裏側

幅広く対応できる奥行きのある人

川西 純

笑いと驚きのあるCMを数多く手がけるトラボルタのCMディレクター川西純さん。キャスティングする際にいつも見るのは、現場での対応力だという。

川西 純(かわにし・じゅん)
1966年神奈川県生まれ。電通プロックス(現電通クリエーティブX 企画演出部)入社後、フリーランスとして活動。主な仕事にtoto BIG、モバゲー、三井住友海上、パスコ、サントリーなど。アジア太平洋広告祭(アドフェスト)グランプリ、カンヌ国際広告祭 娯楽&レジャー部門 銀賞、ロンドン国際広告祭金賞 他、受賞歴多数。

幅広く対応できる奥行きのある人

毎回楽しませてくれる日清食品カップヌードルのCM。今回のシリーズは外国人が見た間違った日本ドキュメンタリーの体裁にして、日本の良さやユニークさを逆輸入している。「現代のサムライ」篇で川西純さんは合戦、ヲタ芸、ライブのシーンを本格的なのものにするため、それぞれの道の第一人者の力を借りた。「合戦のシーンでは侍大将に、5万回斬られた男で有名な福本清三さんに出演してもらいました。ヲタ芸のプロフェッショナルの方々にもヲタ芸を披露してもらい、でんぱ組.incのライブでは本当のファンと一緒に撮影しています」。マニアックな世界ほど手を抜かなかった。最新作「壁ドン」篇でも『アオハライド』の咲坂伊緒さんほか本物の漫画家に特別にカットを書き下ろしてもらっている。「二作とも有名なタレントをキャスティングしていませんが、オチのシーンは俳優の志賀廣太郎さんにお願いしました。あまりにリアルなおじさんが登場すると生々しくなりすぎるので、リアリティを担保しつつ、皆から愛される感じを狙いたかったんです」。

キャスティングする際に重視するのは ...

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