「おっ!サンテレビ」(2005年、石原和樹)他
「できるなら楽して儲けたい」人類の願いですよね。(※細田調べ)手っ取り早いのはキャラクター、そう今日はIP(知的財産)ビジネスの話です。違う。
サントリー/1998年
○C/多田琢
キンチョウ/1997年
○C/林尚司
ユーポス/2000年
○C/山崎隆明
ボクの部屋に捨てられないビデオが80本以上ある(AVではない)。中1の頃から、録り貯めした漫才番組・コント番組のビデオだ。朝刊のTV欄のお笑い番組を全局チェックし、録画予約し、野球部の朝練に向かう。夜にヘトヘトで帰っても、それを擦り切れるほど繰り返し見ていた(文字通り擦り切れてテープが切れてダメになったものもある)。とにかくお笑い芸人がカッコ良くてカッコ良くて、仕方がなかった。コントはアイデアの宝箱で、映画や歌より、何より価値の高いものと思っていた。同級生とコンビも組んだ。文化祭でも漫才をした。ウケた。未来を考えた。「高学歴のお笑いコンビってエエんちゃう?」という、いやらしい計算のもと、受験勉強も始めた。
相方は大阪大学に合格し、ボクは見事に落ち、浪人した。一足先に吉本の芸人養成所NSCに入った相方に様子を聞くと「エグいぞ。みんな死ぬ気や。覚悟がちゃう、無理や」と言い、ボクもビビって、芸人になるのを諦めた。でも、大学生(結局、第一志望には落ちた)になっても「人を笑わせたい」という思いは消えず悶々としていた時、構内の掲示板でふと電通という会社がやっている「クリエーティブ塾」という講座を知り、CMを作る勉強が出来るとの話だったので、応募した。
その講座で出会った講師は衝撃だった ...