IDEA AND CREATIVITY
クリエイティブの専門メディア

ディレクターに聞く キャスティングの裏側

無名の人にスポットライトを

山内ケンジ

演劇で活躍する役者を多くキャスティングするCMディレクターの山内ケンジさん。その場で起きているようなリアルな反応、自然な演技はどのように生まれるのか。

01.jpg

山内ケンジ(やまうち・けんじ)
東京出身。CMディレクター&プランナー。代表作は「NOVA」「TBCのナオミ」「ソフトバンク白戸家」など数多くのCMを手掛ける。04年から演劇を中心に劇作家として活動、“城山羊の会”の主宰。13年公演の『効率の優先』では岸田國士戯曲賞の候補に。11年には映画『ミツコ感覚』を初監督、ワルシャワ国際映画祭等にノミネートされる。

無名の人にスポットライトを

ネスレ日本の公式チャンネル内で、著名な映画監督が制作したオリジナルショートムービーをYouTube上で公開する、ネスレシアターが昨年11月からスタート。山内ケンジさんが脚本・監督した『デートとは何か』が3月10日に公開され、60万回以上も視聴されている。憧れの女性とのデート中に、同僚や同級生…次々と知り合いの女性から声をかけられる若い男性の非日常を描き、まったく先の展開が読めない。山内さんが手がけるCMには演劇の舞台で活躍する役者が多く登場する。「週1、2本のペースで演劇を鑑賞している中から、機会があえば一緒に仕事をしたい人をチェックしています。主宰する“城山羊の会”のオーディションでも、役柄上起用には至らなかったけれど、他の仕事で声を掛けることがあります」。

個性や実力を熟知している役者の中からキャスティングするため、オーディションはほとんど開かない。無名の役者を積極的に起用する理由について、山内さんはこう述べる ...

あと57%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

ディレクターに聞く キャスティングの裏側 の記事一覧

無名の人にスポットライトを(この記事です)
スポーツのコーチのように演技指導
キャストのキャラクターを生かしユーモアを引き出す
即興性を重視し「おもしろ」CMを生み出す
素人をキャスティングしたCMの舞台裏
子ども向けテレビ番組「しまじろうのわお!」 演出は異色キャリアのCMディレクター

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
ブレーンTopへ戻る