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ディレクターに聞く キャスティングの裏側

スポーツのコーチのように演技指導

鈴木則彦

素人に近い人たちをキャスティングしたCMを数多く手がける鈴木則彦さん。その人たちが“持っている”ものを引き出すべく、相手とじっくりと向き合う。

鈴木則彦(すずき・のりひこ)
秋田県出身。大阪芸術大学放送学科卒業後、市川準事務所、サン・アドを経てフリーランス。現在は、鈴木則彦事務所所属。テレビCM、PVの企画演出のほか、Webスチール撮影も行う。

スポーツのコーチのように演技指導

今春からスタートしたファイザー製薬の「親子禁煙講座」には4組の親子が登場し、禁煙外来について学ぶ風景が描かれている。ディレクター 鈴木則彦さんは演出コンテを描く際に、父親の代わりに先生に質問する優等生の女の子、父親に「がんばれよ」と肩をたたくスポーツ好きの男の子というように親子のキャラクターを細かく設定。それに合う役者を探す中で、1組だけ本物の親子を採用した。「これまでの経験で本物の親子は役者同士とは違い、やはりコミュニケーションが自然。結果としてよいものができあがることが多かったんです。今回は親子のコミュニケーションに重点をおいた企画だったので、1組だけ子役とそのお父さんにも登場してもらいました」。

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