「これからの企業と生活者のコミュニケーションを変えるのは誰だ?」――宣伝会議 創業60周年の節目の号である本号では、メディア、テクノロジー、地域など、さまざまな切り口で、コミュニケーションの新しい可能性を拓いている40名あまりのクリエイターの活動を紹介します。なぜ、あなたはその活動に取り組むのですか? 自身の活動を通じて実現しようとしていることは何ですか? それによって企業のコミュニケーションはどう変わり、あるいは私たちの未来がどうワクワクするものに変わっていくのでしょうか?―― これからのコミュニケーションを考えることは、これからの広告の形を考えることにほかなりません。彼らが語る言葉の中に、次なる広告の発想の刺激やさまざまなヒントが見つかるのではないでしょうか。あるいは、新しいコミュニケーションにチャレンジしたいときのパートナーとして、力強い味方になってくれるかもしれません。
Jazzin' park(じゃじん・ぱーく)
栗原暁と久保田真悟からなるプロデューサーユニット。両名ともに作詞/作曲/アレンジ/プロデュース/ボーカルをこなし、数多くのアーティストへの楽曲提供を手がける。6月にはJazzin' parkとしての新曲をリリース予定。
http://jazzinpark.com
良い音楽と社会のパイプ役になりたい
ナオトインティライミ、Kis-My-Ft2、ももいろクローバーZ、清水翔太、柴咲コウ、ケラケラ――日本の音楽シーンで注目を集めるこれらのアーティストに楽曲提供・アレンジ・リミックスなどを行いながら、ダンス/クラブ・ミュージックを基軸とした、自身の音楽活動にも取り組むJazzin' park。ジャンルを超えた、こうした幅広い音楽を手がける理由。それは、「自分たちが良いと思う音楽を、国籍・性別を問わず、より幅広い年代の、より多くの人に聴いてほしい」という作り手としての強い思いに尽きる。「ヒットチャートに名を連ねるマス向けの音楽をつくる作家・プロデュース業が“ファミリーレストラン”だとすれば、アーティスト・Jazzin' parkは“こだわりシェフのおすすめメニューを出すレストラン”。音楽の間口を広げることで、よりコアな音楽を知り、興味を深めてもらうきっかけをつくるパイプ役を担えれば」と話す。