千葉工業大学/アリゾナ州立大学との協定連携広告「救え、科学の未来を。ゆけ!宇宙半導隊」新聞
全米有数の名門大学、アリゾナ州立大学との包括的な提携。そのタイミングに合わせた、宇宙・半導体領域の新学科設立。
UP TO WORKS
NA(池松壮亮):きょうも走りつづける。
だれだってランナーだ。
時計は止められない。
時間は一方向にしか 流れない。
後戻りできない マラソンコースだ。
ライバルと 競い合いながら
時の流れという一本道を
ぼくらは走りつづける。
より速く。一歩でも前に。
その先に未来があると信じて。
かならずゴールはあると信じて。
人生は、マラソンだ。
S:人生は、マラソンだ。
NA(池松):人生ってそういうものか?
ちがう !
人生はマラソンじゃない。
誰が決めたコースなんだよ?
誰が決めたゴールなんだよ?
NA(池松):どこを走ったっていい。
どこへむかったっていい。
自分だけの道があるんだ。
自分だけの道?
そんなもんあるのか?
わからない。
僕らが、まだ出会っていない世界は、
とてつもなく広い。
そうだ、踏み出すんだ。
悩んで、悩んで、
最後まで走り抜くんだ。
失敗してもいい。
寄り道してもいい。
誰かと比べなくていい。
道は1つじゃない。
ゴールは1つじゃない。
それは人間の数だけあるんだ!
すべての人生が、すばらしい。
S:すべての人生が、すばらしい。
NA(池松):リクルートポイントはじまる。
古川ECDからのディレクションは、「コンテンツ」ではなく「コミュニティ」のようなCMを。CMを観て楽しいではなく、喧々諤々、議論がはじまるような、そんなキッカケになるものを。
うーん、難しい。悩みに悩んで、最後の最後まで、ゴールが見えない中、走り続けてつくりあげました。
「哲学」という名のビッグエンターテインメントを目指して。クライアントとスタッフが一丸となって、この難問にぶつかったからこそ形になったCMです。本当に大変だったけど、幸せな時間でした。(電通 クリエイティブディレクター 東畑幸多)