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TOKYO WORKER

遊び心満載、福部明浩さんの新オフィス

catch

01 メインスペースであるミーティングルーム。床に張った木材はラフさを重視し、あえて揃えていないため、ところどころに隙間がある。

02 入口を飾るロゴのデザインは博報堂 アートディレクター 榎本卓朗さん。
03,04 アーティスト土屋洋介さんがつくった小屋は、収納スペースとして活用。内装デザインを手がけたAD ツチヤヒロノブさんいわく、「部屋のアイキャッチ」でもある。

2013年10月に博報堂から独立し、catchを設立した福部明浩さん。「会社に入った頃から独立するのは自然なことと考えていたので、その適齢期を迎えた、ということです」。そう考えていたものの、いざとなると博報堂に対する思いも強く、やめるべきかどうか迷っていた。あるとき、「オフィスの形が見えたら、これからの自分の生活も見えるのではないか」と思い、縁もあって6月には、外苑前の駅から近い現在のスペースを契約。同時に、後輩のアートディレクター ツチヤヒロノブさんに内装デザインをお願いした。福部さんのリクエストは、「スエットやジーンズが似合うオフィス」。それを受けたツチヤさんが提示した"未来図"には、「資料が散らかっていても、それが全体の調和を乱さない。そういうラフさが似合う空間」が描かれていた。

完成したオフィスは、木の壁と床に包まれたやわらかな印象の空間。そこにはフランスの小学校の椅子、米軍のホールディングデスクなど、ツチヤさんセレクトによるアンティーク家具が置かれている。さらに福部さんの少年っぽいキャラクターに合わせ、部屋の中に小屋を建てたり、入口に社名の電飾をつけたり、窓から植物が飛び出していたりと、遊び心に満ちあふれている。

catchという社名は「自分からすべてを取り去ったときに、ひとつ残すとしたらキャッチコピー」と考えたことから命名。「この場所でいろいろなものをつかまえたり、クライアントをはじめ、いろいろな人たちの想いを受けとめていけたら、と思っています」。

05 デスクはツチヤさんのオリジナル。

06 絵本作家としても活動する福部さん。著書が中国や韓国でも発売されることに。

07 窓から秩父宮ラグビー場の芝生が見える。

08 インテリアを購入するときは必ずツチヤさんに相談している。

09 米軍が使っていたホールディングデスクをMAC用のデスクに。

10 「緑が欲しい」という福部さんのリクエストにツチヤさんが応えて完成した植栽。その下には鞍馬。

catch
2013 年10月、クリエイティブディレクター・コピーライター 福部明浩さん(11)が博報堂から独立して設立。現在、博報堂フェロー。福部さんのこれまでの主な仕事に、大塚製薬・カロリーメイト、ソイカラ、大塚ベバレッジ MATCH、日清食品 日清ラ王、テイクアンドギブニーズなど。

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