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C-1グランプリ

髙崎卓馬&ブルータス 西田善太編集長が選んだ「外食したくなるコピー」

東京コピーライターズクラブ

プロ・アマ問わず、コピー1本で競い合うC-1グランプリ。今回の課題は「外食したくなるコピー」。出題者は2013年TCC賞グランプリを受賞した髙崎卓馬さんと「ブルータス」編集長 西田善太さんです。

出題テーマ:「外食したくなる」コピー。

視点が同じで印象の似ているものが多かったです。言葉の使い方の良し悪しがコピーの良し悪しではなく、何を言うか部分が勝負だと思います。だからそこが似てるとそれだけで損。似てるというだけで生き残ることはできません。独特な視点をもちつつ、そこに妙に共感させられたり、なるほどと思わせられたり、新しい気持ちにさせられたりするところまで行けるといいコピーになるんじゃないでしょうか。

あとは急にいいことを言おうとすると確実にすべります。やめておきましょう。今までそんなこと言ったことも考えたこともないことを急にコピー書くぞ!と思いこんで書くととんでもない恥ずかしい言葉を並べるはめになります。そう。コピーを書く才能のひとつに「恥ずかしい」と思う気持ちというのはあるんじゃないかしら、と思ったりして。そんなことを思いながら選ばせていただきました。

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グランプリ

火力がちがう。

曽我部光司(兼業作家志望)

「火力のちがいって、プロとアマのちがいだと思うんです。料理人と料理が上手な人のちがい。その差はお店に行って、その瞬間に食べるからこそ味わえるものですよねぇ。選んでいただき、本当にありがとうございました。」

髙崎「素晴らしい。これホントに使える言葉です。本当にそうだ、と思います。こういうのをコピーって呼ぶんじゃないですかね。説教くさいメッセージはコピーじゃないですもんね。」

西田「それ言われると、抗えない言葉ってありますよね。どんなに外食のデメリットを並べても、この一言で丸めこむ。このコピーさすがです、火力がちがいます。」


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がや食。

佐藤紘平

髙崎「新しい呼び方に近いですね。ガヤガヤしたいときってありますもんね。たくさんあった応募のなかで全然違うアプローチだったのもキラリと光る感じがありました。」

西田「映画館>DVD、なんてコンテンツの通り道をうんぬんしづらい風潮だけど、外食はやっぱり「おでかけの王道」です。まわりのにぎわいも味わう感じ、好き。」


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あれ、パパが頼もしい。

百瀬旬

髙崎「あるある系なんですが、外食=頼もしさを発揮する場所っていうのがいいですね。離れ具合の妙に一票。」


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「おごるから付き合え」

芦田尚大(芦田工務店)

西田「男の心の声、と見立てました。これは野暮で粗雑な恋愛の芽生え。恋愛切り口の中で目立ってた。副読本は「新・東京いい店やれる店」(小学館)をどうぞ。」


ファイナリスト

B級さえ、美味い国。

荒砂義治(電通クリエーティブX)

ガイドに載ってるこの店、俺が育てました。

松岡広樹

40を越えて食べログを使う上司は、どこか頼りない。

世瀬健二郎(東急エージェンシー)

ここか、向井理が通った店は。

沖野耕平(学生)

普段はガマンしろというくせに、 父さんは、レストランで遠慮すると怒った。

林正人(電通クリエーティブX)


ROUND90 テーマ発表!

「自分にまったく興味のない相手を、デートに誘うコピー」

あなたは恋をしています。でも相手はまったくあなたのことに興味を持っていないという非常にビハインドな状況。なんと言ったら、意中の相手をデートに持ち込むことができるでしょうか?携帯のメールで送るという想定で考えてください。格好のいいコピーである必要はありません。実際にデートに来てもらえる、相手が動くコトバをお待ちしています。自分が男性だったら女性を誘うコピー。女性だったら男性を誘うコピーで。提出するときに、(女性に向けて)もしくは(男性に向けて)と明記してください。審査員は、「こう言われたら行っちゃうな」と思うかどうかで審査します。
例)人生が変わるほど旨い、パンケーキ屋があるんだけど、行かない?

出題者:佐々木圭一
コピーライター/作家/作詞家/上智大学非常勤講師 1997年大手広告会社に入社。伝説のクリエーター、リー・クロウのもと米国で2年間従事。日本人初、One Show Designでゴールド賞。カンヌでライオン5つなど国内外51のアワードを獲得。郷ひろみ・Chemistryの作詞家としてアルバム・オリコン1位を2度。著書『伝え方が9割』は6ヶ月連続ビジネス書全国1位(日販調べ)45万部。2001年TCC入会。

ゲスト:伊藤春香
週末作家/ブロガー/催眠術師/ソーシャル焼き肉マッチングサービス「肉会」代表。慶應大学法学部政治学科卒。在学中にブログを使って「クリスマスまでに彼氏をつくる」「世界一周をタダでする」などの企画を行い、女子大生カリスマブロガーと呼ばれる。2009年電通入社後、中部支社勤務を経て、クリエーティブ局コピーライターに。11年12月に転職し、トレンダーズへ。現在は動画事業部パートナーマネージャーを務める。愛称は「はあちゅう」。

C-1グランプリ 応募受付ウェブサイト
https://www.sendenkaigi.com/c-1/

※応募方法を必ずお読みいただいてからご応募ください。

    From TCC

    さあ、2014年!新年を迎え、TCCではすでに様々な活動を始めています。毎年恒例のコピー年鑑発刊記念イベント「おこしやす」は「おのみやす」と形を変えて、 2/1(土)に開催を予定しています。奮ってご参加ください!そして、2014年度のTCC賞の審査委員長が、TCC会員の投票により谷山雅計さんに決定しました! 審査委員長の指名で決まるコピー年鑑2014の編集委員長は、玉山貴康さんに決定。一次、二次審査委員や審査方針も、決まり次第、順次TCCのホーム ページ等で発表していきますので、 ぜひチェックしてください。2014年も、TCCをよろしくお願いします。

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