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TOKYO WORKER

徹底的に機能を追求したSIXの新オフィス

SIX

01 コアを中心に部屋を構成。音楽コーナーの担当は斉藤迅さん。

クリエイティブエンゲージメントエージェンシー SIXが、新オフィスをオープンした。場所は表参道・骨董通り近くにあるビルの2階、200平方メートル近いフロアは、「コア」と呼ばれるスペースを中心に部屋が構成されている。どの部屋も、実にシンプルな空間だ。建築事務所みかんぐみとSIXメンバーが長期にわたり、毎週ディスカッションを続け、「すべてにおいて何よりも機能的であることを重視」(同社CEO 野添剛士さん)した空間が完成した。

コアは部屋と部屋を行き来する際に必ず通るスペースだが、人と人、情報やアイデアが出会う場として設定している。「設立時に会社の中心となる部分、つまり組織、メンバー、ここから生み出すものの強度をいかに上げていくかと考えていたときに、みかんぐみから出てきたコンセプトがオフィスの中心となる“コア”でした」。それは中心点からの無限の回転によって、世の中を大きく動かしていきたいという思いを込めたSIXのロゴとも合致する考え方だった。

椅子以外の家具は部屋の目的に合わせて、すべて一からつくりあげた。テーブル、デスクの素材や高さ、吸音材を貼った天井、壁一面のホワイトボードなど、なぜそうなっているのか、すべてに理由がある。「僕たちにとってオフィスデザインとはスタイルでも、お洒落でもなく、機能的であることに他ならなかった」と、大八木翼さん。理想に近いオフィスが完成したが、今後は外の人たちも巻き込みながら、この場所にSIXならではの“面白味”をプラスしていきたいと考えている。

02,03 「ヒプノシス」のメンバー 故ストーム・トーガソンがロゴ(3)をデザイン。入口には彼が手がけたSIXのイメージビジュアルを掲げた。
04 執務スペース、会議室、ラウンジをつなぐコア。東信さんの作品、そしてメンバーがこれまでに獲得したライオンが並ぶ。

05,06,07 会議室のモルタルの床、テーブルの板や脚、収納に使った木材など、部屋を俯瞰したときの色の置き方もルールを決めている。ドアノブ(7)には、ガラスの吸盤を使った。

08 デッドスペースを利用した和室。
09 坪井卓さんがセレクトした漫画スペース。
10 個人のデスクは仕事に集中できるように高い仕切りを設けた。机は各人が使いやすく、仕事がしやすいように、73、75、77cmの高さから選べるようにした。



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11 左から野添剛士さん、大八木翼さん。

SIX

博報堂に在籍する若手CD 野添剛士、大八木翼、斉藤迅、坪井卓、日野貴行、本山敬一の6名にビジネスプロデューサー 沼田耕平、博報堂アイ・スタジオから出向となる灰色ハイジを加え、2013 年6 月に発足したクリエイティブエンゲージメントエージェンシー。ブランドとユーザーの新たな絆をつくることを信条とし、コンテンツ、商品開発などさまざまなクリエイティブを手がける。

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