松山市は地域ブランディングの一環として、オリジナルアニメ「マッツとヤンマとモブリさん」をYouTubeで配信している。10月2日の公開から再生回数は約1カ月で7万回以上を数えた。
内容はマッツとヤンマの2人の少年と、女子高生モブリさんが、秘宝をめぐって松山中を駆ける冒険活劇。企画・脚本はアサツー ディ・ケイの田中淳一さんだ。
市のタグライン「いい、加減。まつやま」に込められた「松山市は何もかも、ちょうど良いあんばい」というメッセージを伝えたい。それが市の要望だった。
「外部の人間が関わるなら、中からは気づけないこと、やろうと思いもしないことを見つけたい」と田中さんは言う。劇中では、松山城が空高く昇り、市内を走る坊っちゃん列車のレールが渦巻くなど、松山の象徴が千変万化する。
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