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TOKYO WORKER

クリエイターのオフィス訪問

UltraSuperNew

01,04 天窓からさす光が気持ちいい吹き抜けのワークスペース。壁にはレッドブルやエレクトロニックアーツなど、クライアントイベントのポスターや、イベントに参加したアスリートたちのユニフォームなどが飾られている。
02 パソコンの間に設けられたのは、ミニガーデン。スタッフが各自好きなものを飾っている。
03 階段を上ると突然現れるキリン。以前にイベント用に制作したものをインテリアに。
05,07 「フォレスト」と呼ばれるミーティングルーム。芝生と森の癒しの空間。
06 リビングでのくつろぎがテーマの「ラウンジ」。

原宿から千駄ヶ谷に抜ける明治通り沿いに今年9月、ギャラリーがオープンした。ここを運営するのは、クリエイティブエージェンシーUltraSuperNew(以下USN)。一戸建ての建物の1階をギャラリーに、2階、3階をオフィス、デザインスタジオとして活用している。「普段はブランディングや広告の仕事が中心。自分たちが刺激を受けてリフレッシュできる空間として、以前からギャラリーをつくりたいと思っていたところ、ぴったりの場所が見つかりました」と、代表取締役 マイケル・シタールさん。以前のオフィスの2倍以上の広さとなり、切望していたミーティングスペースを増設。建物の壁や床は以前のままだが、スペースごとにスタッフのアイデアを生かし、芝生と森林をモチーフにしたミーティングルームやバーカウンターのあるワークスペースなど、ユニークな空間が生まれた。

マネージメント層3人のうち2人が外国人であり、スタッフ全員がバイリンガルの同社ゆえに、ギャラリーのオープニングは国際色豊かになったという。「いろいろなクリエイターやギャラリーに集まる人たちと直接コミュニケーションが取れることが面白いし、それが仕事にも役立つ」と、取締役 マーク・ウェスリングさん。将来的にギャラリーで手がけた仕事やオリジナル作品を展示するのみならず、このオフィスそのものを「USNだからこそできる、ジャンルの垣根を越えたクリエイティブ」(取締役 村上智一さん)発信の場にしていきたいと考えている。

08,09 アカウントチームの部屋にはスタッフの希望でバーカウンターが設けられた。
10 1階のギャラリー。オープン時は動物をモチーフにしたアート作品を展示していた。



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11 左からマイケル・シタールさん、マーク・ウェスリングさん、村上智一さん。

UltraSuperNew

2007年にマイケル・シタールとマーク・ウェスリングが設立したクリエイティブエージェンシー。国際色豊かなチームでデジタルを駆使し、レッドブル、ハイネケン・キリン、エレクトロニック・アーツなどの仕事を手がけている。

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