ユナイテッドアローズは昨年に続き、「UNITED 世界を変える ARROWS」キャンペーンを実施。2回目の実施で「情熱接客」のキャンペーンコピーも定着し、お客、店員ともに声をかけやすくする効果もあった。
試着をすると買い上げ率が高まる
セレクトショップ大手のユナイテッドアローズ(UA)は9月6日~10月14日にかけ、スタッフが10分間で全身コーディネートを提案するキャンペーン「UNITED世界を変える ARROWS」を全国35店舗で実施した。今年で2回目。
初年度のオリエンテーションは「ブランドロイヤリティを高めつつ、昨年対比105%の売上げを目指す」という内容だった。企画した編集者の伊藤総研さんは、当時をこう振り返る。「創業時からの理念、『店はお客さまのためにある』『創造的商人』に立ち返れば、やはり店舗が勝負の場。UAのアイデンティティと、お客側が抱く期待とのマッチを考えました」。