あなたにとって、2回目の東京五輪の意義とは何ですか。また、2020年にどんなビジョンを持っていますか?
15人のクリエイターの皆さんに聞きました。
Q. AFTER TOKYO 2020――世界は、東京は、スポーツは、どう変わる?
永井一史(ながい・かずふみ)
HAKUHODO DESIGN アートディレクター

A 日本のデザイン飛躍のきっかけに
64年の東京オリンピックは戦後の復興を世界にアピールすべくグラフィック・プロダクト・建築のデザイナーが横断的に参加した一大プレゼンテーションの場でもあった。今度のオリンピックも、震災からの復興、グローバル都市東京の整備を目指した日本のデザインやクリエイティブ力を束ね飛躍させる大きなきっかけになってほしい。
木村健太郎(きむら・けんたろう)
博報堂ケトル エグゼクティブクリエイティブディレクター/
アカウントプランナー

A 日本人全員がワクワクを手に入れた
オリンピックそのものより、日本人全員が、7年後に共通のワクワクできる楽しみを手に入れたこと。人は、何かにワクワクしていれば、つまらなくてもポジティブになれるし、逆境でも頑張れる。7年後の自分や社会という実はだいぶ先の未来に、みんなが焦点を当ててワクワク思いを馳せるのって、実は結構すごいことな気がします。