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宣伝会議賞

宣伝会議賞ゴールド作品がCMになった!

長谷川工業「オチ(落ち)ない」篇 「モテ(持て)る彼女」篇

昨年の宣伝会議賞でCMゴールドを受賞した企画が本物のテレビCMとして採用になり、この8月にオンエアを開始した。受賞者自身も参加してのCM制作となった。

CDは19歳の現役女子大生


「オチ(落ち)ない彼女」篇

図書室に中学生の男女がいる。
女の子が脚立に昇り本を取ろうとする。
女『きゃっ』
脚立がぐらつき倒れ女の子が
近くにいた男の子の上に覆いかぶさる。
見つめあう二人。

NA: こんなことは起こりません。
だって脚立が長谷川工業。
(ささっと脚立に昇り本をとる女の子の様子)

  • 企画制作/博報堂関西支社+春企画
  • ECD /小池光洋
  • CD /青木美菜代
  • 企画/佐久間英彰
  • WEBディレクター/押井猛
  • PR /田中誠之
  • PM /坂元佑次
  • 演出/村瀬常明
  • AE /黒木大輔

受賞作品をCM化したのは、はしご・脚立メーカーの長谷川工業。作品は「オチ(落ち)ない彼女」篇、「モテ(持て)る彼女」篇の2編で、いずれも思春期の男女の甘酸っぱいやりとりをコミカルに描きながら、「ぐらつかない脚立」「軽い脚立」という同社の商品特性を描く内容だ。受賞者は、19歳(制作当時)の現役筑波大生・青木美菜代さん。CM化に当たっては本人がクリエイティブディレクターとして参加、博報堂関西支社の制作チームが全面的にバックアップしてCMを完成した。

受賞者にとっては夢のようなこの企画を実施した理由について、長谷川工業 マーケティング本部長の長谷川義高さんは次のように語る。「当社のCM企画が宣伝会議賞でCMゴールドを受賞する、こんなチャンスは次にいつ来るかわかりません。青木さんの企画は、コンテを見た人がそれぞれの中で情景を膨らませられる、イメージの広がりがありました。加えて、青木さんはまだ19歳の大学生。『若者の夢を応援する』という当社の企業姿勢も表現できる企画になると考えました」。

このCM化プロジェクトのテーマは、「きっと、夢に、手がとどく。」。初のCM制作は、当然ながら、青木さんにとっては驚きと戸惑いの連続。その制作過程は、全4話からなるドキュメンタリー映像として、YouTube上の長谷川工業公式チャンネルで公開されているのでぜひ参照してほしい。

「一生懸命夢を叶えようとする青木さんに、スタッフは皆、かつての自分自身の姿を投影していたと思います。皆、青木さんにパワーをもらいました」(長谷川さん)。

完成したCMを放映開始する8月8日には、自身が手がけたCMを初めて目にする青木さんの姿をUstreamで中継した。翌日8月9日は、実は青木さんの20歳の誕生日。

CMが子どもの頃から好きで、憧れていた青木さんにとって、これ以上ない、20歳の特別な誕生日プレゼントとなった。

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長谷川義高(はせがわ・よしたか)
長谷川工業 常務取締役/マーケティング本部長

受賞者 青木美菜代さんコメント:

普通の大学生ではありえないチャンスを与えていただきました。中学生のときから好きなCMをiPodに入れていたり、高校では映像を作ったり、本当に憧れていた世界。CM化のお話をいただき、当初は嬉しい気持ちしかなかったのですが、実際に取り組んでみると現場の厳しさも知ることができ、本当に勉強になりました。完成したCMは、期待していた反応が得られるか公開当日まで不安でしたが、たくさんの方に面白かったと言っていただけて本当によかった。これから始まる就活で、広告界を目指そうという気持ちを強くしました。長谷川工業の皆さん、制作チームの皆さん、ありがとうございました。

あなたにも、受賞作採用のチャンス! 第51 回宣伝会議賞募集開始!
●募集期間 2013年8月31日~ 10月31日
●課題発表 『宣伝会議』10月号(8月31日発売)誌上
●賞と内容 グランプリ(100万円)、コピーゴールド・CMゴールド・眞木準賞(各1点・30万円)、シルバー(7点・5万円)、協賛企業賞(各1点・3万円)
●審査員 最終審査員15名(一倉宏氏、石川英嗣氏、岡本欣也氏、児島令子氏、小西利行氏、澤本嘉光氏、谷山雅計氏、仲畑貴志氏、中村禎氏、福部明浩氏、三井明子氏、安路篤氏、箭内道彦氏、山崎隆明氏、山本高史氏)、および審査員75名による審査を行います。 協賛企業賞については協賛企業による審査となります。
日本最大のコピーの公募広告賞、「宣伝会議賞」が今年も始まります。
グランプリ作品には100万円。ふるってご応募ください。
応募についての詳細は、『宣伝会議』10月号およびhttp://award.sendenkaigi.com/をご覧ください。

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