読者との関係深める手段として活用
現代はインターネットの発達によって、膨大な情報が飛び交うようになった。今、ネット上で新聞社が発信するニュースをいかに読者に「発見」してもらうかが課題となっている。
欧米各紙に目を向けると、ソーシャルメディアを活用することで、読者とのつながりを深めることに力が注がれている。新聞と読者とのネット上でのつながりを構築するため、記事を閲覧する人数、時間帯、端末、ソーシャルメディアからの流入数などを分析し、読者のいる場所へニュースを発信している。日本でも紙の新聞になじみのない読者にも記事を届けようと取り組みが進む。
PR会社のグリーンランプは2016年8月、SNSで影響力が大きいメディアは新聞であるという調査結果を発表した。日本国内152のメディアを対象にFacebookの「いいね」数とTwitterのフォロワー数の合算値を分析。日経電子版を筆頭に、朝日新聞デジタルやデジタル毎日などが上位を占めた。Webメディアは …
あと76%