進化を続けるポテトチップス「ピュアポテト」のリニューアルを牽引 驚きと笑顔を届ける戦略を描く
次世代を担う若手マーケター・クリエイターを紹介する本連載。新たな時代を担うホープたちはどのようなポテンシャルを秘めているのだろうか。今回は湖池屋で活躍する中島桃子さんに話を聞いた。
R30のホープたち
次世代を担う若手マーケター・クリエイターを紹介する本連載。新たな時代を担うホープたちはどのようなポテンシャルを秘めているのか。今回は、大幸薬品 マーケティング部で活躍する根岸 豊さんに話を聞いた。
風邪のシーズン、ドラッグストアの棚にはウイルス除去や除菌効果を謳うさまざまな商品が並ぶ。大幸薬品のクレベリンは、とくに子どもを持つ30代から40代の女性から支持されている、ウイルス除菌効果市場のトップブランドだ。
そのクレベリンが、「アートなトイ」として、世界中に熱狂的なコレクターを持つメディコム・トイ社の「ベアブリック」とのコラボ商品を発売した。そのコンセプトは、『置きたくなるおしゃれなデザイン』。
衛生管理製品の多くは機能的なデザインのものがほとんどだが、コラボ商品はベアブリックの中にスティック状のクレベリンを装着する置き型タイプで、パッと見ではウイルス・菌の除去の衛生管理製品とはわからない。そのビジュアルのかわいらしさから、瞬く間にInstagramやTwitterで話題となり、10月3日の発売から数週間で品切れになる店舗が出るなど良い反響が出ているという。
このコラボ商品を担当した一人が、大幸薬品に入社して3年目の根岸豊さん。2年間の営業経験を経て、今年4月にマーケティング部に配属となった。
「どうしたら風邪のシーズンだけでなく、クレベリンを年中家に置いてもらえるか考えていた時 …