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ブランドマネージャー40名に聞く 課題を打ち破ったアイデア&戦術

ブランドマネージャー一斉アンケート―ヤマサ醤油、ユニ・チャーム、リコー、ロッテアイス

ヤマサまる生ぽん酢

ヤマサ醤油

スタンダードと高級の間に着目、新規層獲得につながる

マーケティングコンセプト

ぽん酢市場は成熟市場であり、普及帯のいわゆるスタンダードなぽん酢も、高果汁タイプの高級ぽん酢も停滞している状況の中で、「まる生ぽん酢」は、1つ上のスタンダードというこの狭間を狙うことをコンセプトとしたところ、30歳代という、今まであまりぽん酢の購買層でなかった層が反応し、新しい売上につながりました。

注目のメディア・手法

ネットではスマホ用に最適化した動画コンテンツによるターゲティング広告、マスメディアではテレビCMもスポット偏重ではなく、きちんと視聴者の価値観が判別できる番組提供への移行。

    注目の消費トレンド

  • ポケモンGO
  • マクドナルドの復活

醤油、果汁、出汁、酢の4つの素材において「生」を追求。「ヤマサまる生ぽん酢」テレビCM。

最大の課題は

調味料カテゴリーの特徴なのか、ナショナルブランドは50歳代以上の支持が顕著なので、若い層へのブランド継承が課題と考えている。

ヤマサ醤油 マーケティング部 部長 藤村 功

1990年より商品開発、2007年より店頭販促及びネットコミュニケーションを担当し、2016年4月より現職。

ムーニー エアフィット

ユニ・チャーム

母子の幸せへの貢献を目指して誕生

マーケティングコンセプト

産後、赤ちゃんの約半数が体重3000g未満の中、今までの新生児用紙おむつは『お誕生~5000g用』のみであり、低出生体重の赤ちゃんの足回りのぶかぶかさが「ズレ」や「モレ」トラブルの要因となっていました。「新生児の体重に合わせて選べる紙おむつ」をコンセプトに、『お誕生~3000g用』を提供し、母子の幸せへの貢献を目指しました。

注目のメディア・手法

SNSを活用した評判形成、デジタル仕掛けとリアル融合提案 …

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