商品開発からコミュニケーション戦略まで幅広く手掛けるブランドマネージャー。今号では、新規ブランドからロングセラーブランドまで、有力企業25社のブランド担当者にアンケートを実施した。彼らが現在注目しているメディアや消費トレンドを知ることで今後のブランド戦略のあり方を探る。
AQUA ハンディ洗濯機 COTON(コトン)
ハイアールアジア
商品価値を高め新カテゴリー創出を目指す
1.担当の商品・ブランドが、ヒットにつながったマーケティングのコンセプト、および注目している広告メディア・マーケティング手法
マーケティングコンセプト
「コトン」は新カテゴリーの創出を目指して開発しました。「洗濯は大きな桶の水の中でジャブジャブ洗うもの」という従来の固定概念を覆し、いつでもどこでもキレイにできる洗濯機として展開し、「一家に1台の洗濯機」から「一人1台」の可能性を創出。また、“洗い”から“すすぎ”までを可能にしたことで、単なる「しみ抜き機」ではなく「洗濯機」として商品価値を高め、新たなカテゴリー創出を行っています。
注目のメディア・手法
新しいカテゴリー商品のため、認知度の向上と共に、信頼性の高い情報であることを広く認知させるメディアPRを中心としたプロモーション展開を実施。プロモーション展開においては、想定ターゲットや特定の媒体に絞り込み過ぎず、広い展開を実施。単独記事の露出以外にも、まとめ記事などへの露出につなげる事でコトンの接触率と接触回数を高め、認知度と信頼性の向上につなげています …
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