広告マーケティングの専門メディア

           

研究室訪問

広く、長期の視座で考える「エコシステム」の有用性

辻本将晴(東京工業大学)

ワイドレンズ
ロン・アドナー著、清水勝彦監訳

辻本氏のお勧めの1冊は、『ワイドレンズ』(東洋経済新報社刊)だ。ロン・アドナー著、清水勝彦監訳。

海外では認識が進む「エコシステム戦略論」

近年、ビジネスの世界でもよく聞かれるようになった言葉─エコシステム。これは、自然科学の領域においては“生態系”を意味する。その考え方をアナロジーとして用いて、経営戦略・マーケティング・IT分野等においては「複数の主体(企業・政府・ユーザーなど)が有機的に結びつき、成長あるいは衰退していく系」といった意味を表す。

海外ではエコシステム戦略の認知が進んでおり …

あと81%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

研究室訪問 の記事一覧

広く、長期の視座で考える「エコシステム」の有用性(この記事です)
社会に役立つブランド研究
ファッション誌から見える女性の意識の変遷
消費者の投稿を分類し購買行動の可視化に取り組む
マス・カスタマイゼーションとパーソナライゼーション
キャラクターとその効果を類型化 “予測可能”なヒットを生み出す

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する