MRMマッキャン(社名はエムアールエム・ワールドワイド)は、マッキャン・ワールドグループ傘下のCRMエージェンシー。顧客との関係性を継続させ、向上させる「リレーションシップ・マーケティング」でクライアントを支援する。潮崎美穂氏が2011年10月に社長に就任してから毎年、同社の売上高は2ケタ成長を続けているという。CRM領域を取り巻く環境変化や今後のビジョンについて聞いた。
MRMマッキャン 潮崎美穂 社長(しおざき・みほ)
武蔵野美術大学卒業。電通ワンダーマン、MRMワールドワイド、グレイワールドワイド、ガシー・レンカー・ジャパンなどを経て、2010年再びMRMに入社。2011年から現職。広告業、メディア、クライアントを経験した。
─この10~20年を振り返って、CRM領域を取り巻く環境はどう変わりましたか。
マーケティングの現場でデジタルやデータベースといった言葉が使われ出したのは、おそらく25~26年ほど前のことです。その後テクノロジーの進化は加速度を増し、複雑化、高度化が進んでいます。現場にはより …
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