毎年、1月に米国・ラスベガスで開催されるCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)は、世界最大規模の家電ショーだ。近年ウェアラブルデバイスを中心に、フィットネスやヘルスケア関連の最新トレンド発信の場としても注目されている。
CES2015で最も注目のテーマがIoT。中でも特に製品化が進んでいるのがヘルスケア・フィットネス領域だ。写真はCES2015で、様々な生体センサーIoT端末を展開していたiHealthのブース。
ヘルスケア・フィットネスと最新テクノロジーの融合
近年、日本でも「IoT」というワードをよく耳にするようになった。IoTとは、「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット化」と訳されている。テクノロジーの進化によって、家電、自動車、時計、鍵、コンセント、電球…と、それこそありとあらゆるモノ(Things)がネットに接続された状態のことを指す。筆者が今年、参加したCES2015においても、最大のテーマはIoTであった。
そして …
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