2005年から電通が開催してきたトークイベント「電通デザイントーク」の書籍化第2弾を記念し、書籍内に登場するトルクの川田十夢氏、ライゾマティクスの齋藤精一氏、電通の澤本嘉光氏の3名によるトークショーが行われた。技術は、どう広告コミュニケーションを拡張していくのか。様々なアイデアが展開された。
僕たちが拡張しているもの
澤本▶ 今日のキーワードは「拡張」です。齋藤さんと川田さんは、いろんなことを拡張されていますよね。
齋藤▶ ライゾマティクスは、アートとコマーシャル(クライアントワーク)の2つの軸をループさせていくビジネスモデルです。大学との共同研究や企業との商品開発もしています。最近は、R&Dの過程自体を広告として出していくJINSの新しいアイウェア「JINS MEME」のような …
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