米アドエイジ誌は7月、同誌が主催する「スモール・エージェンシー・アワード」を発表した。今年で6回目の開催を迎えた同賞は、従業員数150人以下の独立系エージェンシーを対象に、優れた成果を収めている企業を発掘・顕彰することを目的としている。今回は、受賞を果たしたエージェンシーの事例の中から、注目の事例をピックアップして紹介する。
リアルとバーチャルをつなぐCMでアメフトファンをゲームへといざなう
テレビCM EA Sports「Madden NFL 25」
「Summer Camp」篇に登場するのは、NFLプレイヤーのラッセル・ウィルソンとコリン・キャパニック。
インテグレーテッド部門でゴールドを受賞したのは、スポーツゲームソフトを販売するEA SportsのテレビCM。アメリカンフットボールゲームシリーズ「Madden NFL」の発売25周年を記念した最新作「Madden NFL25」のプロモーションを目的としたもので、「Summer Camp」篇と「Running Back Sons」篇の2篇がある。「Summer Camp」篇に起用されたのは、NFLのフォーティナイナーズに所属するコリン・キャパニックと、シーホークスに所属するラッセル・ウィルソン。幼き日の2人は、Madden NFLで遊びながら「いつか自分たちが登場するMadden NFLで対戦しよう」と約束を交わし、鍛錬を積んで見事NFLプレーヤーに。約束通り、自らが登場するMadden NFLでプレーする様子まで写し出される。一方、「Running Back Sons」篇に登場するのは、シーホークスのマーショーン・リンチと、テキサンズのアリアン・フォスタークの、なんと…