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動画で動き出す、新しい広告・マーケティング

サントリーに学ぶシェアされる『強い動画』の作り方

サントリー食品インターナショナル

サントリー食品インターナショナルが7月にアップした動画「忍者女子高生」が再生回数600万回に迫る勢いだ。「強い動画を作る」ことへのチャレンジだったという、制作プロジェクトの舞台裏に迫る。

「 忍者女子高生|制服で大回転|japanese school girl Chase」
教室でじゃれ合う2人の女子高生が突如、熱海の街全体を縦横無尽に飛び回る壮大な“追いかけっこ”を始める。

動画の視聴環境はハコから手のひらへ

「忍者女子高生」は、女子高生2人組が放課後の教室を飛び出し、熱海の街を舞台に忍者さながらのアクションや忍術を巧みに使い、壮大な追いかけっこをするYouTube動画だ。

チャレンジや青春をテーマに掲げたサントリーの「青春動画プロジェクト」第1弾として発表されたこの動画について、サントリー食品インターナショナル 食品事業本部 宣伝部 課長江藤雄資氏はこう語る。「若年層に対しネット動画を活用した新たなコミュニケーション手法を開発するために“強い動画コンテンツ”を作ろう、というところからプロジェクトがスタートしました。多くの人に見てもらうだけでなく、“シェア”してもらえるものを制作しようというチャレンジでした」。

プロジェクト開始の背景には、動画視聴環境の変化がある。テレビでC Mを見る時代から、誰もが当然のようにスマートフォンで動画を見る時代へ。「動画視聴の場は“ハコから手のひらへ”と変わりつつあり、まさに今が過渡期であると実感しています。その変化に我々が対応するのは必然で、動画コンテンツにチャレンジすることはとても自然な流れでした」と江藤氏。

第1弾動画コンテンツの企画は、「忍者女子高生」という言葉から始まったという。なぜ「忍者」と「女子高生」なのか。博報堂ケトル クリエイティブディレクター/編集者の石原篤氏は…

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