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新しいイベントの形「アイデアソン」とは何か?

イベント(越川延明)

プロセスに重要な意味を持つ

ここ数年、仕事以外の場所、特に社会貢献的な分野で自身の経験・能力を活かすことを求める人が増えている。こうした層を集め、新たな活動の起点となるイベントとしてアイデアソンが浸透し始めている。

アイデアソン(Ideathon)はアイデア(Idea)とマラソン(Marathon)を組み合わせた造語である。特定のテーマに興味を持つ人が集まり、課題解決につながるアイデアを出し合い、それをまとめていくワークショップ形式のイベントである。半日~1日で行われることが多く、テーマに対する関心があれば誰でも参加できることもあり、参加のハードルは比較的低い。そのため、さまざまな方が参加することで、課題に対する多様な見方、特定分野に縛られない自由度の高いアイデアが生まれやすいことが魅力である。また、多様な立場の方と意見交換をすることから、参加者自身の考えや活動に対しての気づきが得られることや、今後の活動につながるネットワークの広がりという面でも意味がある。アイデアソンは成果物としてのアイデアだけでなく、そのプロセスに重要な意味を持つ。

同じようなイベントにソフトウェア開発の分野で行われているハッカソン(Hackathon、ハックとマラソンの造語)がある。ハッカソンは1日~数日かけて製品・サービスとして耐えうるソフトウェアを開発することから、専門的な知識や能力を持つ方に参加者が限られる。アイデアソンは課題の発見・深堀りにも適していることから、ハッカソンの事前イベントや同時開催で行うことも多い。

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