野村総合研究所は、金融意識や行動実態と変化の方向性を把握するため、「NRI生活者1万人アンケート調査(金融編)」を実施した。調査期間は2013年8月~9月。
老後の備えで最も重視されている「老後の生活資金の貯蓄」は、40代の関心が最も高く、20代や30代でも約5割が関心を持っていた。また、本格的に貯蓄に取り組むのは50代からだった。金融詐欺は22%の人が経験・見聞しており、金融詐欺が身近に迫っている実態が浮き彫りになった。NRIではネットバンクや電子マネーなどを利用した投資の普及を踏まえ、金融詐欺防止の啓発活動や社会的仕組み作りが重要だとしている。
あと28%