広告マーケティングの専門メディア

           

広告業界トピックス

プロモーションがメーカー営業スタッフの重要なテーマに

プロモーション(坂井田稲之)

売り場部門全体を管理するバイヤー

かつて、プロモーションと言えば、広告業務の一分野だった。しかし最近は、営業部門の管轄へと移行している。それも、限りなく営業現場に近づいている。

今日では、プロモーション活動の担い手は、営業員の一人ひとりである。

営業現場では、昔のように商品の納入で仕事が終わることはない。彼らには、確実なセルアウト(前捌け)施策が求められているためだ。

プロモーションの仕事は、広告部門の、ほんの一部の人々のものであったが、今や、最大規模人数職種と言われる営業員の業務へと移行している。

そしてその背景には、小売企業バイヤーが、セルアウト施策をますますメーカーの営業員に期待せざるを得ない理由がある。商品仕入れの決定者であり、メーカーの営業員の折衝相手であるバイヤーは、導入商品の売り上げで評価される。

商品品質も取引決定の重要要因であるが、これをスムースに商圏内に浸透させる施策力の見極めが、バイヤーの成績に大きく影響する。商品品質と同時、販促施策の優劣がバイヤーの成績決定要因になっている。

あと70%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

広告業界トピックス の記事一覧

受験生のインサイトを突く交通広告まとめ
プロモーションがメーカー営業スタッフの重要なテーマに(この記事です)
イオンモール幕張新都心に見る「能動体験」によるイベントの効果
米ヤフーCEOからのキーワード「tl;dr」とは?
日本マーケティング学会「マーケティングサロン」の取り組み
新聞紙面「15段」から「12段」への移行が活発化
ソチ五輪の民放共同戦線「ソチをウチで。」
開始9年で7000人以上が受験した、プロモーショナル・マーケター資格試験
放送と通信が融合したら、放送の立ち位置はどうなる?
優れたマーケティング論文を表彰する「ベストペーパー賞」発表
前年の2倍、300人以上が受験した「スポーツイベント検定」とは?
日経が英文媒体を創刊、電子サービスに新たな動き
韓国ソウルのOOH事情
セールス環境は厳しい?W杯日本戦、放送試合が決定
マーケティング戦略のグローバル・トレンド
ソチ五輪本番に向けて、NHK・民放ともにネット展開も強化
国際イベントに企業活動を加え、日本で開催する「理由」を強化

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する