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話題のCMの裏側

架空の5人組アイドルが出演、ジャニーズも手掛けた振付師が指導

ニチバン「ケアリーヴ」

今年、創立95周年を迎えたニチバンは、100周年に向けた活動として、売上を伸ばしている高機能救急絆創膏「ケアリーヴ」のテレビCMを4月から放映している。「80年代」にこだわった衣装やヘアスタイル、音楽を使い、視聴者に強い印象を与えている。

広告会社:アサツー ディ・ケイ/制作会社:ADK アーツ/演出:平井邦彦/撮影:狩野毅/美術:高砂浩明/特殊機材:馬渡章一/衣装:中村実樹/HM:赤間直幸/音楽:田畑英二/振付:ボビ―吉野/CAS:米澤桂子

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ジャニーズも手掛けた振付師が直接指導
CMに登場する5人組アイドルグループ「ケアリーファイヴ」のダンスは、これまでにジャニーズ事務所の少年隊や光GENJIなどの振付を手がけてきたボビー吉野氏が行った。商品を手にしてのダンスに、パッケージがきちんと正面に向けるようにするなど、細かい角度についても指導していたという。

視聴者が一度で覚えるCMに

「キズついたキミにケアリーヴ。しっかりフィットさ、はがれない」。耳馴染みの良い歌謡曲テイストの音楽が流れ、一度聞いただけにもかかわらず、気がつけば口ずさんでいる。これは、ニチバンが販売する高機能救急絆創膏「ケアリーヴ」が4月から放映しているテレビCMで流れている歌である。

今年、創立95周年を迎えたニチバンは、100周年に向けた活動として、1997年の発売以降、売上を伸ばしている高機能救急絆創膏「ケアリーヴ」で、同社としては10数年ぶりのテレビCMを制作した。「ケアリーヴはリピート率の高い商品なので、より多くの人の認知を獲得したいと考え、テレビCMの出稿を決めました。しかし、全国規模でのテレビCMは会社としても久しぶりだったため、あらゆることを一つひとつ確認していかなければなりませんでした」(ニチバン メディカル事業本部 綱島美穂氏)。

広告会社との話し合いで、CMのキーワードは「80年代」に決定。

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