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現代宣伝・広告の実務

「強いアイデアを創出し、選び、実行する」クリエイティブ・マネジメント

野口恭平(日産自動車 IPプロモーション部長)

クリエイティブ・マネジメントの考え方――正しくアイデアを選ぶ方法

広告主にとってクリエイターへの発注、そして社内における合意形成は永遠の課題です。ここでは「強いアイデアを創出し、選び、実行する」ためのプロセスを解説します。

Point1

強いクリエイティブを実現するためには、「社外(クリエイター)との関係と、社内の巻き込みという二つの局面からのマネジメント」が重要

Point2

クリエイティブアイデアはプレゼンされるまでが勝負。ブリーフィングの品質向上により、強いクリエイティブを生む可能性を高める

Point3

プレゼンにおけるアイデアの過大評価・過小評価を防ぐのは、"ブリーフィングを極めることで獲得したカスタマーの目"を基にした"直感"である

「マーケティング効果を最大限に高めるのはクリエイティブ次第...」とはよく言われることだが、確かにマーケティングコミュニケーションの目的は、"消費者に対してメッセージを届けることにより彼らの心を動かし、なんらかの行動を起こしてもらうこと"なので、クリエイティブ(アイデア)がその効率を高める一番の要素であることは間違いない。そしてクリエイティブアイデアは、取り組み方によってその強さやクオリティが大きく変わるので、広告主にとってクリエイティブ・マネジメントはまさに最重要課題とも言える。

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