現状の指標への懸念高まる――効果測定に関する課題
コミュニケーション環境が複雑化するのに伴い、広告効果測定に関する広告主の悩みは、ますます深刻化しているようだ。今回の調査では、マス広告やWEBなど媒体を問わず、広告効果測定に関して課題と感じていることを、匿名・自由記述で聞いた。
生活者のメディア接触行動の変化や、マルチメディア・マルチデバイス化といったメディア環境の多様化・複雑化。また、テクノロジーの発展による広告手法の多様化や、クロスメディア戦略がスタンダードな概念となるなど、企業のコミュニケーション環境が変化する中で、広告の投資対効果は、企業にとってますます「見えにくい」ものになっている。
効果測定指標の策定、KPI設定からPDCAサイクル構築へ
今回、回答者から聞かれた声の中でも特に目立ったのは、効果測定指標の策定やKPIの設定などへの課題だ。
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