インナーコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回は双日のグループ報制作の裏側に迫ります。
双日『HORIZON』
総合商社の双日が発行するグループ報『HORIZON』。2015年10月に、広報部 制作課 課長の小林正幸氏が着任し、「社員の心の底の声を伝え、より活き活きとした社内報」を目指して、様々な企画を新しく立ち上げた。
「社内報の役割のひとつに会社のムードづくりがあります。商社は元来、おもしろい人たちの集まり。にもかかわらず自分の実力を過小評価している社員がいることが悔しかったんです。商社パーソンの気質を正確に伝え、社員に自信を与えるお手伝いをしたいと思いました」。
社内報は会社の方針を伝達するツールであるとの思いも強く、経営層の考え方を社員に浸透させようと始めたのが社長への密着取材だ …
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