日本唯一の広報・IR・リスクの専門メディア

           

ベンチャー乱立時代 一歩抜きん出るためのPR

みずほ銀行、ゴールドマンサックスの元幹部が副社長に就任した 創業4年のベンチャーとは

FiNC

顧客や知名度の獲得、他社との連携、社員数の増加と社内コミュニケーション……。起業から間もないベンチャーの経営には、様々な壁が待ち受けているもの。その課題解決の一助となり、成長に貢献してきた広報活動のモデルケースを紹介する。

一流の経営陣参画で話題に 
(写真左から)副社長に元みずほ銀行の乗松文夫氏、元ゴールドマン・サックスの小泉泰郎氏を経営陣に招き入れ、その人脈から新たな事業提携のチャンスもつかんでいる。「ウェルネス経営協議会」(写真右)もそのひとつ。

対外的な発信が成長に直結

専用のアプリを使って、トレーナーや管理栄養士などのダイエット専門家からマンツーマンで60日間のサポートプログラムを受ける「FiNCダイエット家庭教師」を運用するFiNC。BtoCのサービスに加え、従業員の健康問題解決についてアドバイスする「ウェルネス経営ソリューション」などBtoBのサービスも手掛けている。

注目を集めるのは、その経営陣だ。副社長は元みずほ銀行の乗松文夫氏で、社外取締役には元ナイキジャパン社長の秋元征紘氏、元ミクシィ代表取締役の朝倉祐介氏などそうそうたる面々が並ぶ。サッカー日本代表の岡田武史元監督が株主になったことも話題になった。創業4年のベンチャーながら、一流の経営陣らを集結させたのは、代表取締役社長CEOの溝口勇児氏だ。

その成長性に対する期待値は高く、2014年には日経ビジネスの「社長が選ぶベスト社長」にも選ばれている。さらに2015年10月には …

あと78%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

ベンチャー乱立時代 一歩抜きん出るためのPR の記事一覧

みずほ銀行、ゴールドマンサックスの元幹部が副社長に就任した 創業4年のベンチャーとは(この記事です)
ラクスルのテレビCM活用「広告はツール、小さく初めて効果次第で継続」
メルカリ山田社長に聞く 「CtoCだからこそ信頼度高いブランドを」
「未来志向でチャレンジしているか」日テレ『SENSORS』プロデューサーに聞く
TBS『夢の扉+』プロデューサーが明かす 制作スタッフに刺さるプレゼン術
これで他社と差別化!ベンチャーは「逆張り」PRせよ
専門家に聞く 資金調達を左右する「発信力」とは?
日本初の合法「民泊」、どうPRする?業界先駆者の挑戦
「ファンとムーブメントを創る」freeeのクラウド会計がシェア1位を獲得した理由
テレビCMで女性利用者増 マネーフォワード辻社長「広報と広告は両輪」
認知度ゼロから「民意形成」 上場も後押しした医療系ベンチャー広報
300以上のメディアに掲載 「お坊さん便」話題化の裏側
年1800人のステークホルダーと交流する ITベンチャーの成長を後押しする広報
テレビCMで受注件数2倍 Sansan流「強気のPR戦略」とは
創業からメガベンチャーへ 広報はどう変わる?サイバーエージェント広報&社長に直撃
エイチ・アイ・エス澤田会長が語る 「今私が組みたいベンチャー企業」

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
広報会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する