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広報の仕事 大予測2016

広報業務の外部委託の実態 「取材協力費」求められた企業は12.6%

企業の広報・PR活動に関する調査

外部委託先に求める条件・能力として最も重視されるのは「企画提案力」という結果に。前年1位だった「メディアとのネットワーク」、2位だった「最終的な成果」を上回った。発注時の課題についての自由回答からは、専門性に対する期待度の高さがうかがえる。

※最大3つまで、重要度の高いものから1位~3位の順位を付けて任意回答。 1位は3ポイント、2位は2ポイント、3位は1ポイントとして計算し、総合ポイントからランキングを決定した。

専門家への期待と成果

●マーケティング活動との連動

マーケティング活動と連動したPR活動の強化により、企業ブランド、商品露出拡大を図りたい(食品・飲料)

●メディアへの提案力強化を!

蓄積されたメディアとのネットワークには大変お世話になっている。課題としては、企業広報としてメディアへの露出を増やしていくために、業界や当社への理解をより一層深めていただき、互いに協力し合いメディアへの「企画提案力」を強化していきたいと考えている(IT・情報通信)

●成果報酬契約できませんか?

成果報酬契約ができる(一部ミニマムギャランティありでも良いので)PR会社が生まれるのを待っています(IT・情報通信)

●ノウハウ蓄積と効果を明確に

外部のPR会社に委託し、メディアキャラバンを行っていただいており、成果はあるもののノウハウが自社に残りにくい。また、効果も見えにくい(外食)

●ウェブライティングで発注を

現在は記者会見など、自社に知見が溜まっていない案件のみ単発で外部委託をしている。今後はウェブを活用して数多くの情報発信をしていきたいと考えているため、ライティングの外部委託などは検討したい(IT・情報通信)

●周年事業で取引が増加

周年事業の年であったため、動画作成やフェスティバルのコンテンツ作成などで多くの委託先と取引があった。また …

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