今回は上半期のランキング(2015年1月~5月末で集計)から、PRコンテンツのつくり方を学びます。
このコーナーでは企業や団体が運営するFacebookページの投稿内容などのランキングと、川上徹也さんによる解説をもとに、『広報会議』読者の皆さまへSNS運営のヒントを提供していきます。今回はFacebookページ別に、2015年の上半期平均エンゲージメント率ランキングを算出。ファン数1万人以上の企業ページを対象に、平均値の高いページの傾向を探ります。
なお、このランキングデータを提供している「Belugaポータル」では、3000超のFacebookページを登録しており、月別または日別でページ全体のいいね!数やその推移、個別の投稿内容への反響などをスコア化することができます。投稿ランキングの指標となるのは(1)エンゲージメント率(ENG、(2)~(4)の合計をファン数で割った数値)(2)いいね!数(3)コメント数(4)シェア数の4点。以上からポイントを算出して、ランキングが決定します。
(ユニークビジョン 代表取締役 白圡良之)
Pick UP!
DATA「デニーズ」Facebookページ
開設は2011年4月。販売促進部のFacebook担当者がひとりで運営に当たる。1カ月の大まかなスケジュールを決定後、メニュー変更やイベントなどに合わせ、随時原稿を作成。内容は必ず部門内で事実確認と表現の工夫について、意見交換をしながら決めている。素材にクローズアップする「なるほどデニーズ」などのシリーズものも好評。
「タイトル」でひきつけ、「物語」で落とす。
今回は、2015年上半期のエンゲージメント率ランキング上位企業の投稿を見ていきたいと思います。
1位にファミリーレストランのデニーズ(セブン&アイ・フードシステムズ)、5位に名古屋発の「コメダ珈琲店」と外食チェーンが2社入っています。
デニーズの投稿の特徴は …